【iREX2009】イーガー、段ボール製の紙マネキンロボット「D+ropop」を出展

~今年12月から1体47万円から販売予定、レンタルも


 株式会社イーガーは、有限会社アキ工作社らとコラボして開発した紙マネキンロボット「D+ropop」を出展している。動くマネキンロボットだ。紙製であることから、同社では「世界で一番エコロジーなロボット」だとしている。「D+ropop」のDは「段ボール」と「デジタル」の意味が、「ropop」のほうには「Robot」と「POP広告」の意味が込められている。

 「D+ropop」は高さ179cm、幅40cm、奥行き30cm。重量は約6kg。AC100Vで動く。表面の色はペイント可能でカスタムメイドで変えられる。今年12月から販売予定で価格は1体47万円から。レンタル価格は1体1週間15万9,000円から。納期は発注から約1カ月。

紙マネキンロボット「D+ropop」
クビ部分
腕を側面から。モーターはJR製背面
【動画】「D+ropop」の動き

 段ボール製ながらその優雅な動きは多くの来場者の心を掴んでいた。同社では「ロボット×紙」のコラボレーションで広告媒体としての展開を目指している。ロボットの新しい可能性として注目したい。


(森山和道)

2009/11/27 19:29