近藤科学、モーション作成ソフト「HeartToHeart4」の最新バージョンを公開
近藤科学株式会社は、同社の二足歩行ロボット組み立てキット「KHR-3HV」に採用されているコントロールボード「RCB-4」用のモーション作成ソフトウェア「HeartToHeart4」の最新バージョンを同社Webサイトにて公開した。最新バージョンとしてさまざまなバグフィックスや機能追加が行なわれている。今回修正・追加された機能は下記の通り。
・ポジション設定ダイアログでコマンドを保存したときに、現在のポジションデータを保存してしまうバグを修正
・サーボモーターの名前を変更可能
・プロジェクトデータからトリム情報のみを読み込んでマージ可能
・ロボットからトリムデータを読み込んでマージ可能
・ツールバーの位置を保持可能
・スタートアップモーションを登録可能
・アナログ入力値の較正コントロールを作成(CalibrateAD)
・アナログミキシングの修正コントロールを追加(Remix)
・コントロールのタブオーダーを修正
・コントロールを連続でコピー&ペーストしたときにGUIDが複製される不具合を修正
・プロジェクトを開くメニューでモーションファイルを開いたときに、不正なインスタンスを使用してしまう不具合を修正
KHR-3HVは、近藤科学が7月に発売した二足歩行ロボットキットの最新モデル。17軸の自由度を持ち、ダミーサーボをあらかじめ組み込んでいるため、外形を変更することなく22軸まで拡張できるほか、全段金属製ギアを採用したシリアル対応サーボモータ「KRS-2552HV」の採用や、新型コントロールボード「RCB-4HV」を搭載し、従来機にくらべてさまざまな仕様強化がされている。価格はオープンプライスで、店頭実売価格は12万円前後。
2009/9/9 17:36
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