「第27回日本ロボット学会学術講演会」が9月15日より開催

~過去最大規模、一般公開セッションも


 2009年9月15日(火)、16日(水)、17日(木)の3日間、神奈川県横浜市の横浜国立大学キャンパスを会場として「第27回日本ロボット学会学術講演会」が開催される。「サイボーク技術は動き出すか?」「RT(Robotics Technology)」「ジュニアセッション」をメインテーマに、多様化したロボット工学関連のあらゆる分野の研究発表やロボット技術の実用化の事例紹介等、800件以上という過去最大の講演発表が行なわれる。

 講演発表では最新のロボットの研究成果の発表のみならず『ロボット感動教育』『国際的に活躍できる若手研究者をめざして』などのセッションでロボットへの興味を対象にした発表や、今後のロボットプロジェクトの動きを示す『次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト』『ロボット大賞』等のセッションが開催される。一般公開セッション(参加費無料)としては、最近のサイボーク技術の進展を紹介する『サイボーク技術は動き出すか?―ロボット技術と人間機能の協調―』が企画されている。

 また、本年初めての試みとして、企業の中でロボット技術がどのように使われているかを紹介する『我が企業のRobotセッション』(大学生は参加費無料)、国内外で活躍する若手ロボット研究者がビデオ会議システムなどを利用して発表する『国際的に活躍できる若手研究者をめざして』、高等学校での技術教育に関する発表や高校生・高専生が研究発表を行なう『ジュニアセッション(参加費・講演費無料)などのセッションが開催される予定。

 さらにジュニアセッションの一環として、パネルディスカッション『理工系の高校と大学のこれからを考える』も開催される。こちらもジュニアセッション同様、本セッション・パネルディスカッションのみの参加であれば事前登録により参加無料となる。

 一般公開セッション以外の学術講演会の参加費は会員13,000円(非会員18,000円)、学生会員3,000円(非学生会員6,000円)。

 このほか、最新情報・参加登録方法は学術講演会Webページをご覧いただきたい。


(編集部)

2009/8/20 18:06