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巨大なキリンや厚さ3mmの美女デジタルサイネージなど

〜「第20回国際文具・紙製品展ISOT」ほかが東京ビッグサイトで開催中


 7月8日〜10日(金)の日程で、アジア最大規模の文具展示「第20回国際文具・紙製品展ISOT」ほか、第7回国際オフィス機器展、第4回オフィスセキュリティEXPO、第一回販促EXPO、第4回デザイン雑貨EXPO、第4回国際雑貨EXPO、ベビー&キッズワールド2009、第一回国際オフィス家具EXPOなど8展示会が開催されている。オーソドックスなオフィス用品からオフィスセキュリティ用品、災害緊急用備品から、店頭での販促グッズや最近流行のデジタル・サイネージ、子供向けのおもちゃ、柔らかめのギフト文具商品やデザインステーショナリーまで、実に幅広くさまざまな商品がブースに並んでいる。

 出展者数は合計して1,650社で、基本的には卸や小売りなどの商談を目的とした業者向け展示会である。残念ながらロボット関連グッズはおろか、ロボットをモチーフにした文具の類もなかったのだが、デジタルフォトフレームなど僚誌が扱いそうなもの以外の一部展示を紹介する。

 今回初めて出展したというフィリピンのHANSA TOY INTERNATIONAL INC.は、高さ3mはある巨大なキリンやライオン、恐竜、馬、パンダ、シロクマなどの動くぬいぐるみトイを出品。動きは単純だが大きさには圧倒されるし、ぬいぐるみとしての造形はなかなかのもの。Webサイトによれば同社では350種以上、5,000以上の異なったデザインを持っているとのこと。現在、日本での販売代理店を募集中だそうだ。なかには日本の家庭にはとても無理と思われるものもあるが、会社の玄関先に置くといった使い方もあるかも!?

 なお、モーターを使用しているのでもちろん電源が必要である。

HANSA TOY INTERNATIONALのブース。 【動画】各種動物の大型の動くぬいぐるみトイを出展 【動画】巨大なキリンやライオンも。なおキリンは3,094USドルとのこと
【動画】キリンは無理でもライオンならなんとか日本の家庭でも置けそうだ 【動画】恐竜もある 【動画】こちらはマンモス

 エプソン販売株式会社のブースでは同社のビジネスプロジェクター「Offirio(オフィリオ)」と、3Mが開発した厚さ0.3mm高輝度リアスクリーンフィルム「Vikuiti(ビキュイティ)」を使ったユニークなデジタルサイネージを提案。リアスクリーンプロジェクターを使った店頭でのガイドはときどき見るが、映像の形にこだわらない演出もできる。同社ブースでは、人型自律サインの上半身部分をプロジェクターで提示する事で、リアルに人物を再現していた。フィルムは全面にマイクロビーズアレイを配列しており、日中の明るさでも映像を視認できる輝度を実現できるという。また粘着材付きで間仕切りや窓ガラスに直に張る事もできる。なお、形はどんな形でもいい。会場では多くの来場者が足を止めて興味深そうに眺めており、動く「人型」ポップの持つ、引きの強さが伺えた。

エプソン販売のプロジェクターを用いたデジタルサイネージ さまざまなカッティングポップを作れる小型カッティングマシーン 【動画】厚さ3mmの美女デジタルサイネージ

 アイディールブレーン株式会社の「μ-solator(ミューソレーター)」は、敷き詰めて使う免震システム。ステンレス製で、平面上に凸面があり、氷上のように摩擦を減らすことで、地震で床が激しく振動してもその上に載せた物体が滑るようにするという原理。平常時にも動いてしまうような気がするのだが、実際にはラックサーバーなどかなりの重量物を載せることを想定しており、実際に普段動いてしまったというような報告はないとのこと。たとえば研究室のサーバラックに用いるなど、最初から耐震建築されているような建物でなくても簡単に使える点がメリットとのこと。実際にブースで振動台を使ってデモを行なっていた。少なくとも横揺れには強そうだ。

 光陽ビジネスサービス株式会社のブースでは、株式会社チノーが小型熱画像センサー「TP-L」シリーズを出展。価格は198,000円からで、2,000画素の赤外線検出素子を搭載している。USBあるいはイーサネットでPCには接続できるが、監視中はセンサー単体でも使用が可能。主に体表面温度チェックを行ない、インフルエンザ感染などの発熱の簡易チェックに用いられているという。

【動画】アイディールブレーンの免震システム「μ-solator」。振動台が揺れても上に乗っているものは滑ってあまり揺れない 光陽ビジネスサービスブースの小型熱画像センサーを使った体表面温度チェッカー 主に体温チェックなどに用いられる

 MOBOTIX Japanは、ネットワークカメラシステムを出展していた。専用のサーバシステムなどを必要とせず、通常のNASなどを用いることができる簡便なシステムである点が売りだという。また三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社はネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録」を出展。H.264/AVCで録画するためあまり画像容量を食わないこと、暗号化できることなどがポイントで、店舗やATMなどで用いられているという。

 また同じく三菱電機は、UHF帯を利用したキャビネット管理システムも出展していた。書庫内にアンテナを設置、雑誌や書籍などドキュメントにRFIDを張り、社員カードなどを用いて持ち出しできる文書の制限・チェックを行なうシステムだ。参考出展で、実用までの課題はやはりコストだという。

MOBOTIX Japanのネットワークカメラシステム 三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社「ネカ録」 三菱電機のRFIDを使ったキャビネット管理システム

 株式会社サンワは、最大積載量100kgの物流用バッテリ式階段運搬車「スピージィ」、災害時の歩行困難者の避難に使える非常用階段避難車「キャリダン」を出展。駅や銀行、諸官庁、学校などに導入されているそうだ。

 株式会社ロゴス コーポレーションは、本棚サイズの緊急持ち出しセットを出展。水、応急、避難、衛生、トイレなどカテゴリー別になっている。エマージェンシー・セットは、棚の奥などに入れてしまいがち。だが身近な本棚に収納されているのであれば、いざというときにパッと取り出せそうだ。

株式会社サンワブース 物流用バッテリ式階段運搬車「スピージィ」 収納可能な非常用階段避難車「キャリダン」
ロゴス コーポレーションブース 本棚サイズの緊急持ち出しセット カテゴリー別になっている

 株式会社ドウシシャは、エデュテイメント商品しゃべる地球儀の最新型「パーフェクトグローブ エリート」を出展。従来の機能に加えて、3.5インチのディスプレイを本体にも搭載し、ネット接続で最新情報にアップデートできるという。またWi-Fi接続環境ではリアルタイムに世界約55カ所のカメラ映像を見たり、天気情報を得ることができるという。なお同商品は開発中であり、実際の商品とは内容が変わる可能性があるとのことだ。

 そのほか、株式会社キングジムの「ポメラ」や、マルマン株式会社のビジネス用メモ帳「ニーモシネ ノートパッド」など、「第18回日本文具大賞」を獲得した各商品などもブースで出展されていた。

「パーフェクトグローブ エリート」。液晶ディスプレイが付いた ヒット商品となったキングジム「ポメラ」

 「第18回日本文具大賞」受賞のなかで、筆者が個人的に面白いと思ったのはデザイン部門で優秀賞を獲得した、株式会社PlasticArtsの「M-pad」だ。CDやDVDのディスクカバーで、記録面の片面のみにつける。ワンタッチで着脱でき、カバーをつけたCD・DVDは中央部のスタッキング機能を使って積み重ねることもできる。カバー表面にイラストや写真などをプリントすることもできる。実際に試したところ、本当に簡単に着脱できた。現在、同社のオンラインショップのほか、タワーレコードや一部ショップでテスト的に販売している段階だという。

 最近はUSBメモリがだいぶ安価になったが、いまも取材の資料などはディスクで渡されることは少なくない。他人にディスクを渡すときにはどうしてもカバーがいる。通常のケースはかさばってしまうが、これはおそらくミニマムサイズだろう。保存するには向かないかもしれないが、一時的にディスクを扱う必要があるときには良いのではないかと思った。なお同社では他にもコレクター向けディズプレイフィギュアなども作成している。

ディスクカバー「M-pad」。カバーには印刷も可能 スタックできる 同社のオンラインショップでも購入可能

 最初に述べたとおり、残念ながら同展ではロボット関連商品はおろか、ロボットをモチーフにした商品類も見かけることができなかった。だがいっぽうで、動くものはかなり大勢の人の注目を集めていた。おそらく、たとえば数社共同でロボット関連が何かしら出展されていれば、かなりの人たちの注目を集めたに違いない。不況の影響もあるのだろうが、「ピンチはチャンス」とも言う。他業界の展示会にも積極的に足を運んでほしい。


(森山 和道)

2009/7/9 15:04

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