セガトイズ、“脳が活性化”されるペットロボット「夢ねこヴィーナス」を発売


 株式会社セガトイズは、ねこ型ペットロボット「夢ねこヴィーナス」を7月30日より発売する。価格は10,500円。

 2006年9月に発売された「夢ねこスマイル」のグレードアップ版とされる。さまざまな理由でペットを飼えない人などを対象としたリアル系ペットロボットで、モデルはノルウェージャンフォレストキャット。顔を洗う仕草や、ごろんと寝転がるような動きを再現可能で、額にはフォトセンサー、後頭部、左ほほ、胸、背中にタッチセンサーを内蔵。「生き物に触れている感覚」でさわることで、自然な反応を再現することに重点を置いたという。

 本体サイズは490×240×230mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリは単二乾電池×4本。コームが1個付属する。

 なお、東北大学加齢医学研究所川島隆太教授の学術指導の元に行なわれた実験では、過去にペットを飼っていた人や、ネコ好きの人を対象に、光トポグラフィーを使った脳の効果測定を実施。この実験では、夢ねこヴィーナスを膝の上にのせて、「よしよし」「かわいいね」などと話しかける際や、夢ねこと向き合い、ねこのほほをくすぐるように触った際、前頭前野の活性化が認められたという。筆記による計算などと同等レベルの活性化が見られたとしており、脳の老化防止にも一役買うという。


(清宮信志)

2009/7/6 16:43