「第21回知能ロボットコンテストフェスティバル2009」、20～21日に開催

　ロボット競技会実行委員会ならびにメカトロで遊ぶ会、社団法人日本ロボット学会は、20日(土)～21日(日)に「第21回知能ロボットコンテストフェスティバル2009」を開催する。会場は宮城県仙台市青葉区にある仙台市科学館、見学は無料。20日に1次予選、21日に2次予選および決勝戦が行なわれる。

　知能ロボットコンテストは自律型ロボットによるコンテスト。ロボット・メカトロニクス技術に関する基礎ならびに先端技術を習得すること、また出場者同士が技術的な交流を図ることを目的としている。

　競技内容は、1.8×1.8mの競技台上にランダムに配置されたボールや空き缶を、指定されたゴールにできるだけ多く入れるというもの。3色(青、黄、赤)のボールおよび自由ボールを用いるチャレンジコースと、3色のボール(同)と3色の空き缶(同)を用いるテクニカルコースが用意される。2次予選および決勝戦では、チャレンジコースでパフォーマンス性、チャレンジ性、芸術性、スピード感が、テクニカルコースでは技術性、パフォーマンス性、チャレンジ性、芸術性も審査の対象となる。

　なお、20日には入門用ロボットキット「梵天丸」を使うロボコンジュニア2009も開催される。小中学生を参加対象者としており、タイムと走行距離を競う「ジャストストップ」、目標物にタッチしてスタートラインに戻るまでの時間と停止位置の精度を競う「タッチ・リターン」、自らテーマを作り1分間でパフォーマンスを行なう「パフォーマンス部門(参加自由)」が用意される。