トヨタ、「i-REAL」をセントレア空港内に導入

~警備・案内業務用途として


トヨタ「i-REAL」。実際に導入されるものは写真とは異なり当日発表される

 トヨタ自動車株式会社は、中部国際空港株式会社の運営する中部国際空港 セントレアに、同社のパーソナルモビリティ「i-REAL」を6月27日より導入すると発表した。

 両社は約3年前より「i-REAL」の実証実験を重ねてきており、今回正式に空港内の警備や案内業務用途として導入するもの。i-REALの導入により、空港でのサービス向上や業務環境の改善を実現できるとしている。また、先進的な技術をアピールすることで、セントレアのイメージ向上も狙う。今後はさらに実用性の検証を行ない、幅広いエリアでの運用を目指していくという。

 なお、当日はi-REALオープニングセレモニーとして中部国際空港株式会社 社長 川上 博氏、トヨタ自動車株式会社 常務役員 伊勢 清貴氏らによる挨拶のほか、来場者のなかから抽選で選ばれた5名がi-REALを体験搭乗できる。会場は旅客ターミナルビル4階 イベントプラザ。セレモニーの開催時間は10:00~11:00だが、体験搭乗抽選の受付時間は9:00~10:00。



(清宮信志)

2009/6/18 17:27