岡村製作所、ロボット技術を応用したシート「Leopard」を発売


 株式会社岡村製作所は、沖電気工業株式会社と共同開発したニューコンセプトシーティング「Leopard(レオパード)」を6月15日より発売した。価格は座面革張りタイプが236,250円、座面布張りタイプが204,750円。

 沖電気工業開発による「ロボットレッグ」をシートに組み込むことで、着座から起立まで自然な姿勢で座ることができる。2008年11月にコンセプトモデルが公開されていたもの。ロボットレッグを採用することで、人の体にシートが追随し、着座時の衝撃や動作時の筋肉負担を軽減しているという。身体への負担軽減効果は、筋電計測や体圧分布計測による実験などから、筋肉への負担、体重のかかり方やその範囲などを検証した。ロボットレッグの動作に電源は不要。

 シートの脚部は、固定型の丸ベースタイプと、キャスター付きの5本脚タイプが選択可能。フレームはホワイトとブラックの2色、背もたれは、ブルー、グリーン、イエロー、レッド、ベージュ、ホワイト、ブラックの7色から選ぶことができる。



(清宮信志)

2009/6/17 16:11