パナソニック、高橋智隆氏製作のロボット「エボルタ」で“ル・マン24時間”に挑戦
今回のエボルタは車輪型 |
パナソニック株式会社は、8月7日(金)にフランスのブガッティ・サーキットにおいて、ロボットクリエイター高橋智隆氏製作のロボット「EVOLTA(エボルタ)」を使用し、アルカリ乾電池の耐久実験を行なうと発表した。
同社は、2008年5月に米国アリゾナ州グランドキャニオンでエボルタを使った登頂チャレンジを実施し、その際は6時間46分31秒をかけてクリア。同社が発売する乾電池の耐久性の高さをアピールした。今回の挑戦はその第2弾で、世界3大レースの1つ「ル・マン24時間」と同様に24時間かけてコース内を走行する。同時に、遠隔操作された車両型ロボットの最長走行距離としてのギネス世界記録取得も目指す。
形状は車両型ロボット。本体サイズは約20×約30×約20cm(幅×奥行き×高さ)で、単3形乾電池「エボルタ」2本を動力にしている。制御方法はリモコン操作やライントレースなども検討されたというが、最終的に赤外線センサーを搭載。前方を走行する車両から受光し、自動追尾して走行する。
なお、今回の挑戦で「エボルタ」の走行距離を予想する「走行距離予想キャンペーン」が実施。予想が最も近かった応募者には、トヨタのハイブリットカー「プリウス」が当たる。応募方法は、エボルタ公式サイトまたは応募はがきにて行なう。キャンペーン期間は6月12日(金)~8月5日(水)。
2009/6/12 19:41
-ページの先頭へ-