「第5回KHRアニバーサリー」が6月13日~14日に開催


 近藤科学株式会社は、6月13日(土)~14日(日)に「第5回KHRアニバーサリー」を開催する。会場は東京・台東区にある浅草ROX3スーパーマルチコート。見学は無料。

 KHRアニバーサリーは、同社が発売する二足歩行ロボット・KHRシリーズ(KHR-1、KHR-1HV、KHR-2HV)の誕生を記念して開催する競技会。今年で5年目となる。13日に「KHRバトル」「自律バトル(KHRクラス)」「自律ビーチフラッグ(学生部門/エキスパート部門)」「自律ビーチフラッグJr」が、14日に「KONDO CUP」のKHRクラスとオープンクラスが行なわれる。

 「KHRバトル」はKHRシリーズのみが参加できる格闘競技。参加台数により進行が変わり、32台以上の参加があった場合は予選競技(2m走)を行ない、その順位によって上位16台がAトーナメントへ、それ以外はBトーナメントへ進む。Aトーナメントは全試合1対1(3分1ラウンド)で行なわれ、Bトーナメントは1回戦のみ3~4台のランブル戦(3分)、それ以降は1対1で決着をつける。32台以下の場合は予選なしでトーナメントを行なう。

 「自律バトル」は自律型ロボットによる格闘競技で、KHRクラスのみ開催。3分1ラウンド制で行なわれる。

 「自律ビーチフラッグ(学生部門/エキスパート部門)」はKHRシリーズのみが参加できる。1対1で行なわれ、フィールド中央に設置されたフラッグを相手より先に倒せば勝ちとなる競技。フラッグのサイズは7.4×46cm(直径×高さ)。学生部門は学生しか参加できないという制限があるが、エキスパート部門に参加者の制限はない。3分2ラウンド制のトーナメント方式で、勝敗が5分の場合はフラッグを倒したスピード(タイム)で勝者を決める。

 「自律ビーチフラッグJr」は「自律ビーチフラッグ」の入門競技。コントロールボードにKCB-2を使用し、機体サイズが350×350×350mm(幅×奥行き×高さ)以内であれば使用する部品に制限はない。フラッグのサイズは7.4×12cm(直径×高さ)で、競技レギュレーションは「自律ビーチフラッグ」と同様となっている。

 「KONDO CUP」は3対3で行なわれるサッカー競技会。KHRシリーズのみが参加できるKHRクラスと、自作機での参加が可能なオープンクラスが用意される。



(小林 隆)

2009/5/27 15:42