映画「ターミネーター4」にABB製産業用ロボットが出演
ABB社の産業用ロボットが登場するシーン |
ABB株式会社は、6月13日に公開される映画「ターミネーター4」(原題「TERMINATOR SALVATION」、以下T4)に同社の産業用ロボット「IRB6620」「IRB1600」が登場することを発表した。
ABBは、産業用ロボットやモジュール製造システムなどを世界中に提供している企業。2008年、ニューメキシコ州アルバカーキにある発電所跡地での撮影に、同社製「IRB6620」(計12台)と「IRB1600」(計6台)が参加した。特殊効果により演出された果てしなく続く生産ラインに並び、ターミネーターを生産していくシーンで活躍する。俳優陣と同様にススでメークアップが施され、長期間にわたり過酷に使用されてきた雰囲気が演出されているという。撮影は10週間に及んだ。
今回の出演に至っては、T4のセットディレクターであるビクター・ゾルフォ氏と美術担当のマーティン・レイング氏が同社の製品ラインに興味を持ったことがきっかけだったという。ビクター・ゾルフォ氏はリリース中で「私たちはたくさんの、そして様々なタイプのロボット製造業者を見て来ました。そのなかでも、特にABBの大型ロボットの圧倒的な存在感に衝撃を受けたのです。ラインアップも充実していて、まるで本当にターミーネーターを製造できそうな雰囲気がありました。我々が最も魅力的に感じたのは大型のIRB6620の屈強さと耐久性、そして壁に据えつけられたIRB1600の軽さと俊敏な動きです」と語っている。
2009/5/26 17:25
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