NIRO、「平成21年度神戸RT事業開発補助」公募を開始

　神戸市と財団法人神戸市産業振興財団は、新事業に取り組むベンチャー・中小企業や起業家を総合的にサポートする「神戸挑戦企業等支援補助制度」を今年も実施する。

　神戸市は、市内を拠点に新製品の開発、企業・新分野進出等に取り組む中小企業を“挑戦企業”と位置づけている。本制度は、ロボット、医療・健康・福祉、ファッション産業等の幅広い分野における挑戦意欲のある企業を総合的に支援するもの。

　その中の「神戸RT事業開発補助」は、RT(ロボットテクノロジー)を活用した製品の実用化に取り組む企業を対象としている。RT事業開発には、産業用ロボットや電子部品実装機、サービスロボットのほか、センサー、制御機器等の要素技術、周辺機器・関連部品、ソフトウェアの事業開発も含める。

　対象となるのは、神戸市内中小企業および、市内中小企業が幹事となりメンバーの半数以上が市内中小企業で構成されたグループ。申請受付期間は、平成21年5月15日(金)～6月10日(水)まで。問い合わせ先は、財団法人 新産業創造研究機構(NIRO)。公募要領・申請様式は神戸リエゾン・ネットワークの神戸挑戦企業等総合支援事業に掲載されている。