月刊ROBOTウォッチング

~2009夏休み大特集【後編】

Reported by MANOI Producer Okamoto

 皆さんこんにちは、ROBOTプロデューサーのokamotoです。さて今週の月刊ROBOTウォッチング」は、先週の2009年夏休み大特集号【前編】に引き続き【後編】です。バリバリに忙しかった夏休みを皆さんと一緒に振り返って、今後の活動の参考に出来ればなどと都合の良いことも考えています。何でも我が社(MANOI企画)の会計士さん曰く、「貴方は経営者に向いてない!」そうで、ROBOT業界のためとかいいながら、ボランティアと称して好きなことをして、経費と時間を使い過ぎだそうです。会計士さんはわかってないですよね~。「100年に一度の不況なんかにROBOTの勢いを止められてたまるか!」を実践して行くには、多少の無理は仕方ないってもんです。それでは、今月もMANOI君とROBOT業界をできるだけわかりやすい言葉で、そして、皆さんに近い目線でお届けする「月刊ROBOTウォッチング」、軽いノリでお楽しみください。

 さて、後編の最初は都内にあるROBOT専門店アールティで行なわれた、MANOIファンクラブ主催の「アールティ・カップ」です。この大会はMANOIファンクラブの呼び掛けで開催に至ったということもあって、今年は休眠状態になってしまっているKYOSHOアスレチクスヒューマノイドカップ(MANOIのワンメイク競技会、以下アスリートCUP)を補うという意味合いも持ち合わせており、私にとっても非常に意味の深い大会でした。本当に会長・副会長を始めMANOIファンクラブの皆さんには感謝しても仕切れない、そんな気持で一杯です。本来であれば、今回のようなミニイベントもMANOIをご購入頂いた方々へのサービスとして、MANOIのビジネスをKYOSHOから引継いでいる私が、行なわなければと思っていますが、アスリートCUPは競技会である以上、記録を公式に残していかなければなりません。

 そうすると場所・人員・経費などの全てを確保しないと簡単に開催はできないので、次回の開催を公表・確定できないでいます。MANOIユーザーの皆さんには本当に申し訳ありませんが、私はもちろん諦めておりませんし、ファンクラブの方々が応援して下さるので、ぜひ年末には第4回目のアスリートCUPファイナルを実現したいと思っています。規模は小さくはなってしまうでしょうが、参加者さんの期待の声が最も大きい「ギャラリーの多い、メジャーな場所で」は死守したいと考えています。実は今も会場候補との交渉は続けておりますので、アスリートCUPの再開まで、もうしばらくお時間をください。

 【写真1】はアールティ・カップで最も好評だった(たぶん?)スラローム競技です。直線のコースに障害物を置いて、ジグザグに走ってゴールを目指すというシンプルな競技ですが、何と言ってもサーボの差が出にくいという点が最大の魅力でしょう。モーションの腕が勝負を分けるということですね。実際にこの競技を制したのもノーマルサーボの「マノタイガー」(写真奥の黄色い機体)。純粋なモーションの作り込みがモノをいう競技です。

 次は、参加機体が一機毎に行なうパフォーマンスの様子です。不肖ながら私も審査員として参加させていただきました。【写真2】はスラローム競技を制したノーマルサーボの「マノタイガー」。写真からはわかりづらいかと思いますが、段差のある直線を走り抜けるというパフォーマンスを披露しました。【写真3】は起き上がり途中の「虎白」なのですが、この後に見せた「背中を地に着けて這いずる」という動作が、とてもコミカルで笑えました。背面歩行とでもいいましょうか、思わず笑ってしまったので、写真を撮り忘れてしまったくらいです。

【写真1】アールティ・カップで参加者からも好評だったスラローム競技【写真2】ノーマルサーボ機体「マノタイガー」のパフォーマンス競技【写真3】「虎白」の起き上がり。実はこの後で披露した背面歩行が絶品でした

 【写真4】はモーションクリエイターのDr.GIYの愛機「8ちゃん」。GIYさんはダンスを披露したのですが、本号でもこの後で紹介する業務用(?)モーションそのまんまだったので、私は最低点をつけちゃいました。いくら時間が無かったとしても、やっぱりプロが業務用のネタ出しちゃダメでしょう~。もしも、次の機会でも同じことをしたら、今度は0点にしようと思ってます(デキは素晴しいですが)。

 【写真5】はその名も「マノイさん」の「真空から竹割り」。なぜROBOTの手刀で竹が切れるかというと、それは秘密だそうです。振り下ろした手刀は右から左なのに、竹の切り口は左から右、不思議ですよね~。くどい様ですが真相は秘密だそうですので、どうしても知りたい方は製作者のMANOIファンクラブ・津崎会長を見かけた際に、ぜひ直接聞いてみてください。

 【写真6】はペットボトル倒し競争です。文字通りペットボトルをナギ倒しながらゴールを目指します。一応、攻撃モーションでペットボトルを倒すという方向性だったと思いますが、単純に直進してもペットボトルは倒れてしまうので、微妙なケースもあったような、無かったような……。

【写真4】ほとんど失格!? 最低点になってしまった(してしまった)「8ちゃん」【写真5】何で切れるの!? 「マノイさん」の“真空から竹割り”【写真6】ペットボトルを倒しながら進む“障害物競走”

 そして【写真7】は競技会に参加したことのない見学者と、歴代レコードホルダー・GIYさんとのエキシビション・レース。ROBOTの競技会は見ているだけでも楽しめますが、参加すればさらに楽しいに決ってます!! 今回飛び入り参加された方は、これを機会に次回はぜひ正式に参加してみてください。こういっては何ですが、勝ち負けだけが競技会じゃありません。もしも、アスリートCUPがそれだけを目的にした大会なら、満足して帰れる人は毎回1人(優勝者)になってしまいますから、開催の度に何十人も参加してくれる訳がありません。皆さんも参加を検討してみてください(アッ、その前に次の会場を探さなくては)。

 さて、アールティ・カップで最後にご紹介する競技が【写真8】のアスリート競技。ご覧いただいた通りに直線距離を走り、そのタイムを競います。参加者の皆さんは、すっかりパンチカーペットの走行に慣れたようで、好タイムの続出でした。【写真9】はこの日、みごとにコンクールドエレガンス(見た目・完成度の審査)を受賞した「マノイさん」。本当に手が込んでますよね。パッと見ではMANOIに見えませんが、紛れも無くMANOI PF01です。

【写真7】見ているよりも参加して競技会を楽しもう! ギャラリー参加の競技体験【写真8】パンチカーペットはもはや苦ではない、サーキット競技【写真9】みごとコンクールドエレガンスに輝いた「マノイさん」

 最後の写真は【写真10】(参加機体)と【写真11】(参加者)の集合写真。MANOIを扱う企業として、企画運営してくれたMANOIファンクラブさん、そして、会場を提供してくれたアールティさんに大感謝です。私も早くアスリートCUPを再開できるよう、これからも頑張り続けようと思います。

【写真10】アールティ・カップ参加機体の集合写真【写真11】今度は参加者も加わった集合写真

 競技会から、うって変わって今度は「コトナリエ2009」(滋賀県で開催)という、夏祭り的イベントに参加した様子をご紹介します。何故このイベントに参加したかといいますと、MANOI GOのテーマソングを提供してくれている「キングラスホッパーズ」(以下キングラ)と、振り付けを担当してくれた「レッキングクルー・オーケストラ」(以下レッキン)のご招待があったからです。彼らとの競演はGIYさんと私の悲願でしたからね。浜松から移動して翌日は神奈川でデモという、かなりタイトなスケジュールでしたが、即答でOKしたという訳です。

 ただし、このイベントは昼の時間から出店やフリーマーケットで楽しんで、夜にはダンスコンテスト、キングラのステージ、最後に花火を皆で楽しもうというイベントなので、会場はご覧の通り【写真12】の状態です。ダンスコンテストのステージはよいとして、真夏の炎天下に芝生の上でデモというのは初めてというか無謀? 最終的には【写真13】の様に徹底してガラス板の下にチラシを詰めて平行を出し、どうにかこうにか歩行がやっとできる状態で対応しました。しかし、開演前にMANOI君の動きが何だか変!? と思っている時に、ふと日向に置いておいた温度計を見ると、なんと40度を超えているじゃありませんか!! こんな環境でテストはしていません(笑)。そこで5分動かしたら15分休ませるという作戦で、ギリギリ壊れない程度にデモを行ないました。正直、いつ壊れるかハラハラ・ドキドキでした。皆さんも炎天下でROBOTを動かすのは控えましょう(普通しないか)。

【写真12】何と炎天下の芝生の上でデモ!?【写真13】必死でガラス板を調整(平行出し)した炎天下のデモコーナー

 ところが、夜になってからのステージはコンディションも整って、ROBOTを見たことない人達に大うけでした。【写真14】がイベントの司会を務めたMC守矢さん(レッキン)と長谷川かなえさん。まさに美女と野獣とでもいいましょうか、少なくとも体重はダブルスコア以上だと思われますが(笑)、不思議にもテンポがバッチリで、笑いアリ、感動アリの名司会ぶりでした。おみごとです。そして、最後に登場したのがキングラの皆さん【写真15】。私たちに気を使ってくれたのか、オープニングはMANOI GOのテーマ曲「やるならやらねば!」。やっぱり、ナマのステージは迫力ありますね。今までに100回以上聞いている曲ですが、この日は完全に別モノの感激がありました。それにキングラのステージは観客も飛んだり、跳ねたり、踊ったりするので、真夏のライブにはピッタリでした。私もよい汗かかせてもらいました。彼らとのコラボは今後もあると思いますので、次の機会が本当に楽しみです。

【写真14】まさに美女と野獣? 司会のMC守矢さんと長谷川かなえさん【写真15】オープニングは「やるならやらねば!」。キングラの熱のこもったステージ

 「コトナリエ2009」が終わったのが8月8日の22時、8月9日の7時には神奈川県の藤沢市まで戻らなければなりません。夏休みに加え高速道路1,000円化による渋滞も重なって、会場となる湘南台文化センター・こども館(以下湘南台こども館)に到着したのは6時。途中で自宅(厚木市)に寄ったことを差し引いても、移動時間6時間以上も掛かりました。ウ~ン、1,000円化渋滞恐るべしです。湘南台こども館では、1日使ってデモ・体験操縦・講演のフルコースを行ないました。【写真16】はMANOIコーナーの様子ですが、社名が「株式会社京商ベンチャー」になってます。たぶん施工業者さんが間違えちゃったんでしょうね~。正しくは株式会社MANOI企画です。私の名刺にはゴチャゴチャと肩書きが書いてありますから、無理もないですが。

 そして、湘南台こども館では展示も行ないました【写真17】。MANOI PF01と製品説明パネル&高橋智隆氏のラフ・デザインがそれです。ちゃっかりと空き時間にパソコンを使って9月26日、27日に開催される「ジャパンロボットフェスティバル2009 in TOYAMA」(富山産業展示館、以下ロボフェス)の宣伝までしてしまいました【写真18】。こういった科学館系のデモ&講演会は、子供たちと触れ合うことができるので、本当に大好きです。少なくともMANOI君のイベントに参加してくれる子供たちは、大なり小なり科学やROBOTに興味があるので、MANOI君との出会いから世界に誇るROBOT研究者・開発者が出てくれることを夢見てしまいます。日本はROBOTの先進国といわれていますからね~、ぜひ子供たちには興味を持ってもらいたい。科学館での仕事の時は、いつもそんな気持で楽しませてもらっています。

【写真16】「株式会社京商ベンチャー」ではなく「株式会社MANOI企画」です(笑)【写真17】高橋智隆氏のデザイン画も展示した、湘南台文化センター・こども館【写真18】しっかりちゃっかり今月末開催のロボフェスをPRしました

 今年の夏休みは本当にスケジュールがグチャグチャでしたが、お盆の期間はその集大成とでもいいましょうか、まじでヤバかったです。次にご紹介するのは、8月11日~14日まで浜松科学館で開催された「ロボワールド2009」(前編でご紹介)に出演し、14日の閉館から車で福島県の郡山へ、朝いちまでにつかなければなりませんでした。しかも、時は地震による災害後の東名高速通行止めの真っ最中……。食事も睡魔も押しのけて、ただひたすらに夜通し走り続け、何とか滑り込みで明け方に到着するという、超綱渡りイベントのご紹介です。そのイベントとは「ROBO-ONE GATE in 郡山」(会場はHOTELハマツ)。私もオフィシャルジャッジとして参加させていただいているROBO-ONEですからね、何としても遅刻は避けたかったので、無事に到着した時はホッとしました。

 【写真19】は私が担当した体験操縦&デモコーナー。とにかく広くて驚きました。これなら体験操縦も充分に満喫してもらえそうなので、普通は1個しか置かないパイロンを2個も置いてしまったくらいです。その上、【写真20】のようにロボフェス広告隊長(左)、MANOI GO(中央)、ポストくん(右)と、一体ずつ専用のデモスペースが用意できました。普通は1つのステージを共有で使いますから、この広さは運営サイドとして大助かりです。

【写真19】ひっ、広い! 体験操縦&デモコーナー(ROBO-ONE郡山)【写真20】HOTELハマツ(会場)さんのご好意で各デモ機専用スペースまで用意されていました

 【写真21】は体験操縦用のコースを縦に見たものです。たぶん私が運営したどのイベントよりも、長くて快適なコースが用意できたのではないかと思います。これだけあれば参加者もノビノビできますよね。【写真22】をご覧ください。ポストくんのラジオ体操では見ていた子供たちが、その場で一緒に体操しても全然問題なしでした。やっぱり広いってのは良いですね~。えっ!?「ところでROBO-ONEはどうだったの?」ですか、ROBO-ONEの会場と私の運営場所はホテルのフロアが違っていまして、ROBO-ONEで何が行なわれていたか全然わかりませんでした。申し訳ありませんが、こればっかりは私のミスでも怠慢でもないので、ご容赦の程お願い申し上げます。

【写真21】縦から見た体験操縦コース【写真22】子供たち(観客)がその場でラジオ体操しても問題ナシ!

 夏休みと言ってもイベントだけじゃありません。次は8月に発売開始された「アンティック珈琲」(以下アンカフェ)のプロモーションビデオ(PV)にMANOI君が参加した時の様子をご紹介します。アンカフェはSONYミュージックさんからメジャーデビューしているビジュアル系バンドで、既に並居る芸能界の荒波で5年も活動しています(来年の1月に行なわれる武道館コンサートから活動を一時休眠)。MANOI君は今までもTV・映画などに数多く出演させて頂きましたが、アーティストのPV出演は初体験。

 【写真23】は収録用のセットに立ったMANOI君。すごい色使いですよね。ROBOTの世界ではまず使わないピンクが基調です。さすがはビジュアル系バンドといったところでしょうか。それにしてもスタッフが一杯いて羨ましい限りです。MANOI君を動かすたびにスタッフの方が床を磨いてくれました。こんな対応は経験がないので感激と同時にビックリです。収録用セットの全体を見渡すとこんな感じ【写真24】になります。アンカフェのメンバー全員(5名)が入ってピッタリのサイズで、MANOI君が前方に立っていると、何だか遠近感が変ですよね。ドアとイスのわりにROBOTが小さくて不思議な感じがします。

【写真23】スタッフが丹精込めたセットで準備中のMANOI君【写真24】収録用のスタジオの全体は、こんな感じになってます

 【写真25】は撮影本番前のMANOI君。画面で見るとこんな感じ【写真26】です。サイケデリックな近未来SFモノみたい……。完成したPVをご覧になりたい方は、DVDも発売されているそうなので、ぜひそちらでご確認ください。タイトルは「夏恋★夏GAME」です。アッ、それから、今回のダンス・モーションの作成は、もちろんモーション・クリエイターのDr.GIYです【写真27】。私には、ここまで複雑で速い動作は全然無理です。多分、速攻でサーボを焼いてしまうと思います……。GIYさんはスゴイですよ~。ここまで複雑なダンスを一週間で、しかも一個のサーボも壊さずに作り上げました。KONDOサーボとRCBシリーズ(コントロールボード)を知り尽くしています。脱帽です!!

【写真25】本番収録前のMANOI君!どことなく緊張感が漂ってる?【写真26】収録の様子を画面で確認すると、まるでSF映画!?【写真27】PV用のモーション作成中のGIYさん

 夏休み大特集号後編は、まだまだ続きがあります。【写真28】はパナソニックセンター東京で開催された、「サイボーグ009、守れ!地球の未来展」の様子です。サイボーグ009達の性能はまだまだ夢かもしれませんが、着実に近づきつつあると思いませんか? 001と007の能力は相当厳しいと思いますが……。ちなみに、私のお気に入りは003です(言うまでもないか)。

 【写真29】はMANOI君とKHRシリーズの展示コーナー。映像ではサッカー競技のデモが流されていました。改めて見てみるとKHR-3は思っている以上に大きいですね。それから、写真には写っていませんが、RB2000とRobovieシリーズも展示されていたので、本当にホビーロボット全員集合といった感じでした。こういった形で各社製品が一斉に展示されるのも、壮観でよいですね。滅多に見れない光景なので、ご覧になった方はラッキーだったかもしれません。

【写真28】「サイボーグ009」のパネルと肩を並べて展示されたMANOI君たち【写真29】ホビーロボット展示コーナーはこんな感じ

 そして、【写真30】はMANOI君のデモ&体験操縦用ステージ。今回のステージは千葉工大のROBO-CUPで頑張ったロボ&スタッフと交代で行ないました。千葉工大では何故かMANOIステージの一番人気は「ロボホッパー」(ロボット型ラジコンヘリ)!? 場所も広々だったので、思う存分と体験操縦ゲームが楽しめたのではないかと思います。写真の右隅に写っているヘリポートに着陸できれば、その場で「ロボホッパー」を進呈するという“太っ腹”も好評の要因だったのかもしれません。何と言っても千葉工大の生徒さんに一体持っていかれてしまったくらいですから。この「ロボホッパーの操縦にチャレンジ・ゲーム」は富山の「ロボフェス」でも開催しますので、我こそはと思う方はどうぞお楽しみに。

 そして、次の写真が長かった夏休み大特集号の最後の一枚です【写真31】。これは、富山県でのみ放映されるロボフェスの一時間番組を収録している様子で、無謀にもMANOI君は番組の司会進行を務めています。ROBOTの一時間番組というだけでも凄いことなのに、司会だなんて! チューリップTVさんも思い切った企画だしますよねェ~。私も出来上がった番組は見ていませんが、撮影はメチャメチャ大変でした!! 持っているモーション全ての秒数を計って、その上で複数のモーションを組み合せていき、番組の進行と動作を合わせる作業が中心でしたが、これが簡単には上手くいってくれません……。いざ撮影を始めてみると、長すぎたり、短かかったり、動いているうちに横を向いたりと、一時はどうなることかと思いました。でもきっと、MANOI君と私以上に大変だったのは、収録の後で編集した番組担当さんだと思いますが……。この番組が放送されるのは9月23日(水・祝)だそうです。富山県限定の放送なので私も見ることができませんが、富山県の方はぜひお楽しみに。いや~、私も本当に見たかった、残念です。

【写真30】「ロボホッパーの操縦にチャレンジ・ゲーム」が好評だったデモステージ【写真31】遂にMANOI君が司会者デビュー!! 富山県限定放送の1時間番組

 それでは、怒涛の2009夏休み大特集号にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。おそらく来月号は「ロボフェス」関係と新型電池の話が中心になるかとは思いますが、皆さんにも楽しんで頂けるネタをご紹介するつもりですので、ぜひお楽しみに。ではまた。


岡本正行(おかもと まさゆき)
株式会社MANOI企画代表取締役。1965年神奈川県厚木市生まれ。KYOSHOのMANOIプロジェクト発足当時から、企画/開発/品質管理/販売促進等の全ジャンルをカバーするプロデューサーとして活躍。ロボット工学系専門学校と工業系大学の非常勤講師も兼務。ROBO-ONEオフィシャル・ジャッジ。関東ロボット連合事務局長。元KYOSHOロボット事業部マネージャー。



2009/9/25 14:14